要石山 勝縁寺

文化3年(1806)、越中国砺波郡(現在の富山県高岡市)の寺院の二男廓然が南柚木に移住し創建したのがこの寺院です。本尊を阿弥陀如来立像とする浄土真宗本願寺派の寺院です。江戸後期、天明の飢饉により藩領の人口が激減しました。奥州中村藩では復興のため浄土真宗移民政策が行われました。毎年10戸ずつ北越の人々を招いたことから、天保5年(1834)本山より「勝縁寺」の号が与えられ、天保11年には町内に移り檀家数が80戸を超えました。その後現在地に移りました。

住所:南相馬市鹿島区鹿島字町115

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